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芦屋市社協 総合相談から始まる多様な社会参加の場づくり 個別課題を地域での解決につなげる

兵庫県芦屋市社協
【総合相談から始まる多様な社会参加の場づくり 個別課題を地域での解決につなげる】


芦屋市社会福祉協議会では、平成29年3月に、「みんながつながるお互いさまの芦屋~Notひとごと・Yesじぶんごと~」を基本目標とした第7次地域福祉推進計画を策定しました。同計画では、推進目標として、「多様なニーズに対応した社協らしい相談支援・生活支援の推進」を掲げ、行政・専門職だけでなく、地域で解決できる総合相談・生活支援体制の充実を目指しています。

芦屋市社協では、市の構想に基づき平成22年度より福祉に関する相談のワンストップ機能を担う「総合相談窓口」を保健福祉センター内に設置し、各相談機関へのつなぎなどを行ってきました。平成27年度からは、生活困窮者自立支援制度における自立相談支援機関としての機能も加え、市役所内の多様な部局と連携しながら、経済的困窮・社会的孤立の課題に対する支援を展開しています。

毎月の相談件数は平均約20件。相談内容は、福祉サービスの利用に関する説明や紹介のほか、生活福祉資金の貸し付けや生活保護などの他制度・他機関へのつなぎが多くを占めます。相談の中には自立相談支援事業としての継続支援に至る場合も少なくありません。相談者の年代は多様であり、特に男性の場合は引きこもりや離職、女性の場合は家計に関する相談が多いといいいます。市社協では、これらの相談に的確に対応できる総合相談機能の向上を目指して、各種窓口が一堂に会する「総合相談連絡会」(月1回)や事例検討会の開催などを通 じた支援体制づくりを進めています。

「引きこもり」の支援にあたっては、相談に訪れる家族の思いを受け止めつつも、就労ありきではなく、「働きたいが自信がない」という本人の思いに寄り添う姿勢を大切にしています。そこで、社会参加のきっかけづくりとして、保健福祉センター内での資料印刷の手伝いや、地区福祉委員会の作業への参加など、居場所づくりの試みを地区担当職員と連携して行っています。平成28年度からは、市社協が近隣の商店街に設置している憩いの場「まごのて」の運営に、本人たちがボランティアとして新たに関わり始めました。月2回の活動日を設定し、市内各所へのチラシの掲示やイベントの手伝いな どを通して生活リズムの調整が図られています。情報紙の編集などはパソコン操作の練習にもなり、実際に就労に つながった事例も出てきました。

今後は地域内での生活物品の譲り合いのシステムづくり、地域食堂の開催なども検討されているとのこと。相談支援から見えてきた個別の課題を地域での解決につなげていく芦屋市社協の取り組みは、兵庫県社協の機関紙「ひょうごの福祉」(2017年4月号)をご覧ください。

ひょうごの福祉201704
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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