FC2ブログ

記事一覧

長崎市社協北大浦支部 月1回の一人暮らし高齢者向け食事会 35年 孤立解消の場に

長崎県長崎市社協北大浦支部
【月1回の一人暮らし高齢者向け食事会 35年 孤立解消の場に】


一人暮らしの高齢者らが集い、地域住民らがボランティアで作る食事などを和やかに囲む交流会が長崎市北大浦地区で35年間続いています。長崎市社会福祉協議会北大浦支部が毎月開催している「独居老人ふれあい食事交流会」です。「家では1人やけど、ここは寂しくない」-。お年寄りたちの談笑が響く空間は、高齢者の孤立解消、見守りの場にもなっています。

「あら、久々に顔ば見たね」「おかげさまで元気でしたよ。今日は本当に暑かですね」-。季節外れの真夏日となった2019年9月28日正午。東山手町の東山手洋風住宅群の1棟から、にぎやかな話し声が聞こえてきました。会場には、北大浦地区の一人暮らしの高齢者約20人が集まりました。

毎月(1、8月を除く)第4土曜日に開き、食事のほか、合唱などのレクリエーションを通じて、お年寄りらが楽しいひとときを過ごします。食事をボランティアで準備するのは地域の民生委員や住民ら。ヘルシーな献立を考え、当日の早朝から調理に当たります。

同地区で最初の「ふれあい食事交流会」が開かれたのは1984年。開催実績は300回を超えました。長崎市社協によると、一人暮らしの高齢者を対象にした「ふれあい食事サービス事業」は市内29カ所(2017年度現在)で取り組まれていますが、北大浦支部の活動は最も長いといいます。

第1回から準備を手伝っているという77歳の女性は「普段会えない人とも顔を合わせられるのはうれしい」。別の79の女性も「準備する側にとっても大事な機会。最近見ないと思っていた人と会うと安心する」と話します。

同日は童謡をみんなで歌い、大浦署員による防犯講話があった後、おしゃべりしながら食事を楽しみました。参加した78歳の女性は「家にいても誰とも話さない。テレビを見て終わりという日もある。できる限りは参加するつもり」。87歳の女性は「ここの時間は楽しいけん、あっという間に過ぎるとよ」と笑顔で話しました。

一方で、課題もあります。地元自治会関係者らは「お世話する側も高齢化が進み、食事を準備することの負担は大きい。開催場所も坂の上にあり、参加者側の体を考えると場所の変更も考えている」と明かした上で、「若い世代を巻き込みながら活動を継続、発展させるアイデアを何とか出していきたい」と話します。交流会には長崎あじさい病院(大浦町)の看護師も出席し、血圧測定なども受けられます。参加費100円。
長崎新聞 2019年10月3日

20191004長崎県
関連記事
スポンサーサイト



プロフィール

yotadar!!

Author:yotadar!!
なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

最新コメント

リンク