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静岡県社協 静岡県内で広がる買い物、掃除、ごみ出し等高齢者の生活支援

静岡県社協
【静岡県内で広がる買い物、掃除、ごみ出し等高齢者の生活支援】


住民が手を組み、地域の高齢者の自立した生活を支える家事や買い物などの生活支援が静岡県内で広がりを見せています。高齢者の在宅生活を地域一体で支援する地域包括ケアシステムの構築が求められる中、各地で実情に応じた取り組みが進んでいます。

静岡県社会福祉協議会によると、少なくとも静岡県内13市町で住民主体の生活支援サービスが実施されています。2015年の介護保険制度の改正で、要支援1、2の人向けの訪問介護と通所介護が17年4月までに全国一律の介護保険サービスから市町村の事業に移行し、「介護予防・日常生活支援総合事業」として提供されることになりました。住民をはじめとしたさまざまな担い手による多様なサービスの提供が期待されています。総合事業に参入した住民主体の生活支援サービスも出始めましたが、継続利用者の登録が求められるなど参入条件の高さなども理由に、磐田市や浜松市の地区社会福祉協議会のように独自の住民サービスに取り組む地域もあります。

磐田市は、六つの地区社会福祉協議会がそれぞれ「せいかつ応援クラブ」を結成し、有償で部屋の掃除や草取り、ごみ出しなど高齢者の要望に応じています。利用者と支援員の橋渡しをする住民コーディネーターが頻繁に情報共有を図り、両者のマッチングや支援方法を検討します。支援の依頼が徐々に増えて運営も軌道に乗り、市外からの視察が増えている地区社協もあります。

9月上旬、磐田市市長野地区で1人暮らしの81歳の女性は初めて草刈りを依頼し、「こんなことお願いできないと思っていた。快く引き受けてもらいありがたい」と感謝しました。利用者の中には、地域の交流の場に顔を出し地域のごみ出し当番を担うようになるなど、生活支援が社会参加や自立の後押しになったケースもあるといいます。支援する側のやりがいも生まれています。支援員の75歳男性は「体が動くまでは役に立ちたい。互いに助け合わないと」と笑顔で話します。

浜松市は市内全54地区社協のうち、28の地区社協が取り組んでいます。麁玉地区社協(浜北区)では家事支援に加えて4月から、ドラッグストアと連携した買い物支援に乗り出した。自分で商品を選びたい利用者の需要に応えようと、食品や日用品を載せた移動販売車を運行するドラッグストアに協力を要請。販売車は週2回、地区内9カ所を回り、支援員も商品の持ち運びを手伝います。

利用する80歳の女性は「みんなの元気な顔が見られるのもうれしい」と語ります。麁玉地区社協で家事支援事業を担当する70際の男性は「困った住民を地域で支える体制を築くことが必要。住民間の絆を再生したい」と願っています。
「静岡新聞」2017年10月20日

20171021静岡県
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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