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江府町社協 生涯住み続けられるまちづくりへ 『気づきの視点』を持ったボランティア人材の育成目指す

鳥取県江府町社協
【生涯住み続けられるまちづくりへ 『気づきの視点』を持ったボランティア人材の育成目指す】


江府町では高齢化率が43%を超え、40集落のうち4分の1に当たる10集落は2人に1人が65歳以上の高齢者です。一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯も増加し、従来備わっていた家族の機能が低下、集落では担い手となる人材不足・後継者不足などが課題となり、集落の機能も低下しつつあります。

こうした状況の中、江府町社会福祉協議会は、町が所有する築約90年の木造2階建ての古民家と、元歯科医院だった建物を改修し、江府町江尾に交流と人材育成の拠点「町交流サロン地域人材育成塾」を開設しました。また同町の武庫には、スーパーマーケット「あいきよう」に併設した場所に「神奈川地域交流サロン」を開設しました。

江府町社協では、人づくり・地域づくり計画として、「ボランティアの育成・参加促進・コーディネート機能強化」を掲げ、ボランティア活動への参加の「きっかけ」を意図的に作っていき、ポランティア活動に関心を持つ人と支援を求める人を結びつけていくコーディネート機能の強化をめざしています。

江府町社協事務局長は「住民がサロン等に参加される際、参加者の変化や気になる点に気づけるような、『気づきの視点』を持ったボランティア人材の育成を目指している」と話されました。

地域福祉は、地域内の活動の量や、参加人数を増やすことを目指すのではなく、住民同士が多様な福祉・生活課題を理解し、共感できるような能力を高めることが肝要です。住民の福祉意識を向上させ、「気づきの視点」を持つことで、集落内の福祉課題に気づき、地域が主体的に課題解決に向かえるようになります。また拠点があるということは、住民が実際に集まり、主体的に課題を共有し、合意し、解決するという一連の過程を経る場があるということです。そうした場があることによって、地域の福祉課題を解決する仕組みの創出に繋がります。

県内でも多くの地域で集落の機能が低下している中、生涯住み続けられるまちづくりに向けて、人づくり・地域づくりを積極的に推進していく江府町社協の取り組みに期待したいと思います。
鳥取県社協だより『志あわせへ』 2017年7月

20171126江府町
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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