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岩国市社協 赤い羽根テーマ募金 「錦帯橋を車いすで渡ろう」プロジェクト始動

山口県岩国市社協
【赤い羽根テーマ募金 「錦帯橋を車いすで渡ろう」プロジェクト始動】


高齢者や障害者に車いすで錦帯橋を渡ってもらおうと「錦帯橋を車いすで渡ろうプロジェクト」が始まり、2017年12月25日、岩国市障害者サービスセンターで記者発表会がありました。プロジェクトは身体的理由で錦帯橋を渡れない高齢者や障害者の夢をかたちにするための当事者(車いす利用者)、行政、社協による官民協働の活動です。車いす利用者で、車いす販売会社の代表は「車いすマラソンで全国に友達がおり、錦帯橋が渡れるのであれば紹介していきたい」とプロジェクトの発足を歓迎しました。

続いて岩国市社会福祉協議会基幹相談支援センター主任相談支援専門員がプロジェクトについて説明。ある男子中学生との出会いがきっかけとなったことを明かしました。中学生は幼稚園の時は先生に抱いてもらって錦帯橋を渡ることが出来ましたが、小学生の子ども会で来た時は車いす利用者のため、一人だけ錦城橋を渡り、友達が錦帯橋を渡ってくるのを待つわびしい思いを打ち明けたといいます。「もう一度、幼時に錦帯橋のうえでみた景色を見てみたい」と訴えたそうです。

岩国市の人口約13万7000人のうち、歩行に障害がある人は約2400人(200人に1人)です。平成28年の錦帯橋の入境者は62万434人で、障害者手帳を使用して入境した人は6006人(入京者の100人に1人)。しかし、車いすの人は1人もいません。森岡さんは「錦帯橋が渡れない人がいることを知ってほしい」「渡りたいけど渡れない人の声を形にしたい」とこのプロジェクトを立ち上げたそうです。渡りたいけど渡れない人の声を約40人から集めたところ、「近くにあるけど遠い。渡りたいけど無理だとわかっている」との声がある一方、「岩国市民としてすばらしさを世界中の人に知ってほしい」と前向きな意見もありました。

活動資金については、赤い羽根地域テーマ募金の実施団体の認定を受け、平成30年1月1日~3月31日、募金活動を行います。企業サポーターとしてMips・デザインが募金用啓発チラシやチラシにアプリをかざすことで見ることができる啓発動画の作成に協力しました。森岡さんは初年度は、どういう渡り方が可能かなどを探っていきたいとしており、手始めに2018年1月20日には「キックオフセミナー」を開きたいと説明しました。

20171228岩国市

この後、錦帯橋で現地視察があり、車いすで渡る場合の課題が浮き彫りになりました。錦帯橋は国の名勝、文化財であり、バリアフリー化はできないのが前提となります。木の橋のため、傷つけないようにとの配慮も必要です。第一橋と第五橋はスロープなので介助で何とかなるかもわかりませんが、第2橋~第4橋は階段があり、きわめて困難です。車いす利用者が、一段目に挑みましたが「難しい」と断念。4人がかりで車いすの利用者を持ち上げて、第2橋の階段の登り降りを体験しました。橋の上で車いす利用者は「25年ぶり錦帯橋からの景色が見れてうれしい」と喜び、「誰でも渡れるような日が来れば」と話していました。ただ、車いすを持ち上げられる際の利用者の不安感などもあり、難しい問題が数多く横たわっていますが、「まず実際にやってみることが大事」とメンバーは、今後の活動へ意欲を燃やしています。
ふれあいeタウンいわくに 2017年12月27日

20171228岩国市
山口県岩国市社協
【「錦帯橋を車椅子で渡ろうプロジェクト」 岩国工の生徒らが検証】


2017年末に岩国市で発足した「錦帯橋を車椅子で渡ろうプロジェクト」(事務局・岩国市社会福祉協議会)が2018年5月28日、実際に錦帯橋で車いすを使った検証作業をしました。県立岩国工業高校の生徒らが参加し、どんな障害があるのかを探しました。

プロジェクトは、車いすで生活する中学生の「錦帯橋を車いすで渡りたい」との願いをきっかけに、岩国市社協や車いす利用者ら官民協働で生まれました。3月末まで募金を呼びかけ、活動資金として約50万円を集めました。どうやって5連アーチの錦帯橋を車いすで渡るか。地元の福祉用具販売会社などとの共同研究が始まりました。

授業に「ものづくりによる地域貢献」がある岩国工からは、3年生14人が参加した。市内の介護支援専門員が提案した牽引(けんいん)式の補助装置を使い、車いすを橋の上で引くなどして、利用者の視点で問題点を探りました。

システム化学科の岩国工生徒は「車いすを引っ張るには思ったより力がいる。座ってみると、階段の上り下りではちょっと怖いとも思った」と話しました。錦帯橋専用の車いすの補助装置の開発が目標ですが、生徒たちの取り組みには期限を設けていません。岩国市社協の担当者は「メンバーの意見を集約・共有し、課題の解決策を検討していきたい」と話しました。
朝日新聞 2018年5月29日

20180603岩国市
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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