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神奈川区社協 「住民支え合いマップ」から広がる見守りの輪 ご近所とのつながりを豊かにするマップづくり

横浜市神奈川区社協
【「住民支え合いマップ」から広がる見守りの輪 ご近所とのつながりを豊かにするマップづくり】 


神奈川区社会福祉協議会が、平成25年度より毎年開催している「住民支え合いマップ研修(全3回)」にはこれまで延べ29の自治会町内会と20地区の民生委員児童委員協議会より147名の方が受講しています。このうち神奈川区三ツ沢地区では、「住民支え合いマップ」づくりを通じて自分たちの地域を知り、まちの活動につなげています。これがきっかけとなり新たな見守りや活動の輪がひろがっています。

三ツ沢地区では、25年度から26年度にかけて7町会29名の自治会役員、民生委員・児童委員が研修を受講。これをきっかけに地区全体でマップづくりに取り組んできました。 マップづくりを通じての発見や人のつながりなどが推進力となって、多彩な活動が生まれています。

その一つが「カフェすみれ南町」(毎月第3金曜)です。
「きっかけは東日本大震災です。震災後の被災地視察で『近隣と顔の見える関係』が緊急時の被害軽減に重要な鍵になると知りました。『誰でも気軽におしゃべりをしに立ち寄れる場があったら』というかねてからの想いもあり、区社協にも相談。25年にまず中町と南町でカフェを始めました。マップを活用してお誘いすることもありますが、ご近所で誘いあわせてコーヒーとおしゃべりを楽しめる場となっています。」
南町では男性の参加も多く、今ではコーヒーに精通している方がコーヒーマイスターになり、心を込めて淹れてくださるコーヒーは美味しいと評判です。手製の焼き菓子やパン、近隣の方による地元の有機野菜販売にもひかれて立ち寄る方もいらっしゃいます。

もう一つが「いーすと茶房」(毎月第2木曜)です。
「カラオケや体操の集まりに参加するのは難しくても、お茶とおしゃべりのカフェなら気軽に出かけやすいかもしれないと思い、民生委員・老人会・自治会役員を中心に27年から始めました。近隣とのつながりが薄く閉じこもりがちだった方が、同じ町内に知り合いができて、ケアプラザの集まりにも出向くようになったりと、この場がつながりのきっかけになっています。」
会場の自治会館の室内を切り絵で彩ったり、外にはのぼり旗を立て、三ツ沢地区全体で取り組んでいる「ふれあいっ子三ツ沢」(子ども食堂)と共有できる手製の看板も作成してくださるなど、地域の方たちの手作りにあふれた集いの場となっています。

グランドゴルフ仲間を中心に集まった有志男性9人が、南町会の中で活動しています。「三ツ沢南町お助け隊」です。
「家族と同居していても日中は独りになる高齢者への目配り、庭の手入れもままならない一人暮らしの方の庭木の剪定など、マップづくりを通じて必要性が見えてきたことにも、民生委員だけではなく仲間がいれば何かできるのではないかと思い、ボランティア団体を発足。相談事に向き合うのも同じ町会なので士気も上がるし、顔を知ったもの同士なので安心です。多世代で互いに助け合える関係を深めれば、このまちで年齢を重ねるのは怖くない、と手ごたえを感じています。」

神奈川区社協職員は、「三ツ沢地区の皆さんの『まずできる事からはじめてみよう』、『何とかしないと』という想いと相まって、マップは住民が自分の地域を知り、見直すきっかけづくりのためのツールとして活用されています。一人ひとりの生活をどうすれば豊かにできるかを、皆で実現していく活動に丁寧に伴走していきます。」と語りました。
「福祉よこはま186号」 2017年12月

20180119神奈川区
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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