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角田市社協 地域に埋もれている支え合いの活動を見つけ出し、「意味づけ・意識化」「見える化」することが、地域づくりの第一歩

宮城県角田市社協
【地域に埋もれている支え合いの活動を見つけ出し、「意味づけ・意識化」「見える化」することが、地域づくりの第一歩】
 

平成27年4月より施行された改正介護保険法。それに盛り込まれた新しい総合事業の特徴の一つは、「住民主体」の生活支援サービスを介護保険制度の中に位置づけ、保険財源を活用して拡充を図ろうとしている点です。全国の市町村は、新たに設けられた生活支援・介護予防サービスの体制整備を図るための事業=生活支援体制整備事業の活用などにより、地域全体で多様な主体によるサービス提供を推進しようとしています。角田市社会福祉協議会では、地域資源の見える化などを支援する「生活支援コーディネーター」の活動を通し、地域のつながりや支え合いの重要性を住民に伝えています。

生活支援体制整備事業では、住民主体の支え合い活動を地域に広めるめ、住民参加による「協議体」の設置をすすめています。角田市でも地域包括支援センターと角田市社協が地域で活動しているキーパーソンに呼びかけて、平成29年12月、「第1回生活支援体制整備推進に関する会議(協議体)」を開催しました。生活支援コーディネーターを務める角田市社協地域福祉係長は会議の中で、「生活の中の困りごとや支え合い・助け合いの必要性に対する住民同士の共感を育てていくことが、生活支援コ ーディネーターの役割。協議体が会議体にならないように、メ ンバーがお菓子を持ち寄り『ワイワ イガヤガヤ』にぎやかな雰囲気で普段通りの会話を引き出せるよう工夫していきたい」 と住民に語りかけました。この事業はサービスづくりではなく「地域づくり」がポイントです。住民の声を直接聞き、住民と一緒に考えることが必要で、生活支援コーディネーターや協議体が有効に機能することが事業の推進には不可欠です。

「支え合い」を広める鍵は、支え合いの必要性に対する住民の理解と共感です。介護保険サービスなどの公的サービスさえあれば十分と考えている住民や、行政がすべき仕事を住民に押し付けていると思っている状況では支え合いは広まりません。また支え合いは外から見えにくく、住民が十分それを認識しているわけではありません。生活支援コーディネーターや協議体メンバーは、地域に埋もれている支え合いの活動を見つけ出し、「意味づけ・意識化」「見える化」することが、地域づくりの第一歩です。生活支援コーディネーターは「人が集まるサロンだけではなく、普段意識せずに行なっている支え合いなどを”お宝”と呼び、これらを見つけることから地域づくりを始めています」と話します。

角田市社協では、新たに地区ごとの「たまり場マップ」と、市内全体の「サロンマップ」を作成(見える化)し、「お宝」を地域の人たちと共有しようとしています。住民は高齢・ 障害になっても、多様な通いの場、集いの場があれば、互いを見守り・支え合って生活できるからです。人と人とのつながりの輪の中で交流し支え合う地域づくりを進める角田市社協の取り組みは、宮城県社協広報誌「福祉みやぎ」(2018年3月)をご覧ください。

20180324角田市
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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