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東温市社協 車いすをリサイクルしカンボジアへ 地雷被害者の生活支援に提供呼びかけ

愛媛県東温市社協
【車いすをリサイクルしカンボジアへ 地雷被害者の生活支援に提供呼びかけ】


地雷で足を失うなどして体が不自由な人たちに役立ててもらおうと、福祉関係者らでつくる「東温市海渡る車いす事業実行委員会」が、福祉施設などで使わなくなった車いすを整備してカンボジアに送り続けています。2010年度から始め、2017年までに145台を発送。2018年6月にも25台を届けます。同実行委員会の会長は「生活の支援をして喜んでもらえるよう、ずっと続けていきたい」と話しています。

東温市の福祉施設の施設長だった会長は、施設の建て替えの際、まだ使える車いすを見つけ、再利用できないかと考えました。そこで東温市社会福祉協議会を通じ、内戦後のカンボジアで地雷処理活動を行う認定NPO法人「国際地雷処理・地域復興支援の会」(松山市)理事長兼現地代表に相談したことをきっかけに、10年に地元ボランティアや福祉施設職員らと実行委を設立しました。

活動は人から人へと広がり、車いすは愛媛県内各地の福祉施設や病院、個人から届きます。発送先は今でも住民の地雷被害が多いというバタンバン州。実行委メンバーは年度ごとに集まり、車いす10~30代を整備した上で、タイヤの空気入れを1台に一つ添えて送っています。

1回の発送料金には60万円前後かかります。10年度はメンバーの持ち寄りで資金を賄いましたが、11年度からは活動に賛同する長崎県のそうめん屋の商品をメンバーが販売し、卸値との差額を活動資金に充てています。

国際地雷処理・地域復興支援の会を通じ、州知事からは毎年感謝状が贈られるほか、車いすを実際に使っている現地の人々の反応も届きます。地雷で両足をなくした男性は、「車いすを使えるようになり、家から離れた畑までの移動が楽になった。」また、障害のため家の外に一歩も出たことのなかった女性は、「車いすを使って初めて家の外に出られた。」といいます。

18年は6月2日に東温市社協で車いすの整備などを行い、4日にカンボジアに発送します。会長は「使用しなくなった車いすを別の場所で役立てることができる。ぜひご提供を」と、来年度に送る車いすも募集しています。車いすの提供や問い合わせは東温市社協内の実行委事務局へ。
.(毎日新聞 2018年5月22日

20180524東温市
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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