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東峰村社協 山間農地の復旧諦めないで 「農援隊」土砂かき手作業で支援 九州豪雨11ヵ月

福岡県東峰村社協
【山間農地の復旧諦めないで 「農援隊」土砂かき手作業で支援 九州豪雨11ヵ月】


九州豪雨で被災した農地の復旧や草刈りを支援するため、東峰村の34歳の男性がリーダーとなって、ボランティア団体「東峰村農援隊」をつくりました。村は山あいにあり、重機が入らず、手作業が必要な農地が少なくありません。農家が何世代も守り継いだ農地。高齢化は進むが、被災をきっかけに営農を諦める人が出ないように、息の長い支援を目指します。

豪雨から2018年6月5日で11カ月。東峰村は水を張った田が増えました。農援隊は5月下旬、棚田に続く水路にたまった土砂の撤去を請け負いました。人の頭ほどの石が交じった土砂を、3人でくわやシャベルを使って取り除きます。約1時間で15メートルほどの水路の復旧を終えました。

この棚田では高齢の夫婦がコメを作ります。自身の手で土砂を撤去するつもりでしたが、手が痛むようになったため、農援隊のチラシを見て依頼しました。「本当にありがたい。これで家族にコメを送ることができます」

村議会議員でもあるリーダーは、被災直後からボランティアを始め、村の若手らと一緒に農業用水路にたまった土砂のかき出しや稲刈りなどに従事しました。時間の経過とともに農家からの要請は少なくなりましたが、他の被災地の状況を聞いて、支援の受け皿を継続して用意しておく必要性を感じました。

2018年4月、村の農産物販売施設つづみの里、東峰村社会福祉協議会と協力して農援隊を結成。つづみの里が農家から依頼を受け、リーダーが現場で作業に必要な人数を見積もり、社協に登録したボランティアに参加を呼び掛ける仕組みです。

「コメは作らずに購入した方が採算性は良い。それでも、先祖代々の土地で家族分だけでもコメを作りたいと考える農家が多い」。自身も農業に携わるリーダーは、「そんな人たちを支援したい」と言います。

農援隊にはもう一つ、目的があります。一度でもボランティアで訪れた人は大切な村の応援団。「東峰村に愛着を持ってくれる人が、再び村に来られるきっかけをつくりたい。村とボランティアを長くつなぎ留める役割を担いたい。」と語ります。
(西日本新聞 2018年06月05日)

20180612東峰村
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