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豊中市社協 連載「一人も取りこぼさない社会をめざして」⑨ 見えない子どもの課題に取り組む 子ども食堂

大阪府豊中市社協
【連載「一人も取りこぼさない社会をめざして」⑨ 見えない子どもの課題に取り組む 子ども食堂】


NHK地域づくりアーカイブスに、大阪府豊中市社会福祉協議会の地域や家族から孤立する人々に寄り添い支えるコ「ミュニティソーシャルワーカー」の取り組みが、「一人も取りこぼさない社会をめざして」として連載されています。その9回目は「見えない子どもの課題に取り組む 子ども食堂」。

3年前、生活困窮者自立支援法のスタートとともに、豊中市社会福祉協議会に、総合相談窓口が設置されました。すると、夏休みになると給食がなくて極端に体重が減ってしまう子や、ライフラインが止まってしまってお風呂に入れないという子、お金がなくて今晩食べるものがない、というような相談が、次から次へと寄せられるようになりました。

相談窓口までたどり着くことができるのはごく一部の人たち、子ども自身はSOSを出せません。そういう人たちに届く体制をどう作っていけばいいのか。NPO法人や主任児童委員、教育関係者、子ども政策に関わる市の関係者とも連携して、2年前に子どもの居場所や子ども食堂について地域福祉モデルの検討委員会を立ち上げて、本格的に考え始めました。

豊中市社協では、かねてから地域の家々を回って生活支援の情報提供をしたり、相談窓口を紹介する「ローラー作戦」をやっています。なんとかお母さんと接点を持つために、その子の家を含む地域をローラー作戦で回ろうと考えました。でも、まずはその地域に親子が通える子ども食堂がないと、何も始まりません。そこで、以前から子ども食堂に関心のあった校区福祉委員会(小学校区ごとに住民ボランティアで組織)のみなさんと話し合いをして、ぜひこの親子を支えるためにも子ども食堂などの事業をやってみようと準備会を始めました。そして体制づくりが一気に進んでいきました。

しかし、地域での体制作りには一定の時間がかかります。そこで、福祉施設の社会貢献として、豊中市内のあるデイサービス施設にお願いし、夜は空いている施設内の部屋を貸していただき、子ども食堂を実施することにしました。そこに親子を案内して、お母さんに様々な制度を使っていろんな支援ができることを伝えました。それから、親子の生活はみるみる改善していきました。子ども食堂と生活支援(生活困窮者自立支援事業)の連携が生活再建には大切です。

子ども食堂に通うようになったその子は、そこで学習支援も受けるようになりました。今までは勉強があまり得意ではなく、経済的な問題もあって、高校進学についてもかなり消極的でした。それが、子ども食堂に毎月来て勉強もするようになり、半年ほどたった頃、私にささやいたんです。「志望校を決めたよ」と。

豊中市社協による子ども食堂の取り組みの詳細は、NHK地域づくりアーカイブスー「見えない子どもの課題に取り組む 子ども食堂」(2018年6月15)をご覧ください。

20180617豊中市
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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