FC2ブログ

記事一覧

三浦市社協 存在を認め、頑張りを褒める 学習支援「ゆうあい三浦塾」 ボランティア講師グループ代表に聞く

神奈川県三浦市社協
【存在を認め、頑張りを褒める 学習支援「ゆうあい三浦塾」 ボランティア講師グループ代表に聞く】


三浦市社会福祉協議会が主催する学習支援「ゆうあい三浦塾」。おもに夏・冬の長期休業期間中に開かれ、今年で4年目を迎えます。家庭の事情などで十分な学習環境のない子どもたちに学びの機会を提供する講師陣は、元教員や元客室乗務員など様々な経歴の持ち主。あるときは教師、あるときは子どもを見守る父や母・祖父母的存在となって導きます。

ボランティア講師グループの代表は、大学卒業後、三浦市内の中学校で教職に就き、これまで学校長・教育長を歴任。退職後も教育研究所に勤めるなど“教育一筋”の功績から、ボランティア講師の要請を受けました。「これはやるべき」。賛同した背景には、子どもを取り巻く教育環境の変化に対する危機感がありました。受験を見据えた塾ありきの学習、経済格差が起因する教育格差、教師や保護者との距離感。昨今の教育のあり方への疑問からでした。

学習支援と同等に重要視するのは、コミュニケーション。人間関係から得る学びです。親や友人、担任には言いづらい胸のうちを吐露する子も多いと言い、講師は静かに耳を傾け、そっと心を寄せます。「勉強よりまずは『今日もよく来たね』から始まるんです」。不登校でも学習会には必ず来る子や高校受験を決意した子、一人ひとりの心境に少なからず変化があります。存在を認め、頑張りを褒めることが大事なのだと持論を説きました。

「こういった場は地域にもっと必要」。社会や大人が作ってしまった格差の中にいる子どもたちの手助けになればと、年間を通して常に門戸を開く居場所づくりが目標です。現場を知る者として、学校だけでは指導に限界があることも実感。だからこそ自身の経験を地域に役立てたいと考えます。「死ぬまで教員でいたいね」。目を細め、問わず語りにつぶやきました。
タウンニュース 2018年8月3日

20180806三浦市
関連記事
スポンサーサイト



プロフィール

yotadar!!

Author:yotadar!!
なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

最新コメント

リンク