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旭市広原地区社協 ふれあい交流事業を通して 孤立防止と仲間づくりを推進 後期高齢者を戸別訪問し新規参加者獲得

千葉県旭市広原地区社協
【ふれあい交流事業を通して 孤立防止と仲間づくりを推進 後期高齢者を戸別訪問し新規参加者獲得】


旭市社会福祉協議会は市内の小学校区域を目安に、16の地区社会福祉協議会が地域の実情に沿って活動を展開しています。その一つである広原地区社協は、旧海上町の中心街に当たるエリアで、JR飯岡駅周辺の4つの区で構成され、約550世帯が暮らしています。

広原地区社協では年3回、75歳以上の後期高齢者を対象に「地域ふれあい交流会」を開催しており、そのうち1回は子どもたちが参加する世代間交流です。この日取材で訪れたのは、広原南区集会所で開催された高齢者のみが参加する「地域ふれあい交流会」。駅から徒歩数分の便利な場所にあり、90代の方も歩いて会場に集まってきます。会がスタートする9時30分には60名ほどの参加者が揃いました。

16のすべての地区社協でふれあい交流事業を実施していますが、1回あたりの参加者数は広原地区が最も多いといいます。地元の方が演じる舞踊と歌謡を鑑賞した後、スカットボールが始まりました。車いすの女性や100歳の男性も含めて全員が競技に参加。一打、打つごとに歓声や拍手などが沸き上がり、周囲の人との会話が自然と生まれていました。

広原地区社協の役員は、民生委員、区長、保健推進員など31名で構成されています。役員の多くは、地域で活発に活動している「ボランティアUNAKAMI」のメンバーとして以前から地域福祉の活動に携わってきたこともあり、チームワークの良さが特徴です。「地域ふれあい交流会」の参加者は最初から多かったわけではなく、きめの細かい取り組みを行った成果だと言います。新規の方を取り込む方策を検討し、後期高齢者のお宅を一軒一軒訪問し、チラシを渡す取り組みを始めたのです。

また、役員が参加者全員の名前を把握しており、「カズコさん、足の具合は良くなったの?」「次はシゲちゃんが打つ番よ。がんばって」と、頻繁に声かけしていました。そのため、大掛かりなイベントにもかかわらず、アットホームで心温まるような明るい雰囲気を作り出していました。

広原地区社協は平成27年に「地域福祉フォーラム」を立ち上げ、よりよい地域づくりを目指した取り組みを3年間行いました。まず、地区社協のなかに実行委員会を組織し、「出あい・支えあい・地域あい♥」というテーマを決め、「住民のみなさんが、実際にどんな地域を目指したいのか。その思いや考えを知りたい」と、アンケート調査を実施。区長が中心となって全世帯にアンケート用紙を配布し、結果を集計しました。

アンケート調査の結果から「多世代の住民が出会ってふれあえる場がほしい」という意見が多いことや、開催してほしいイベントとして「軽スポーツ大会」を希望していることが見えてきました。そこで、公民館のホールを借りてスカットボールを楽しむ「軽スポーツ大会」を2回開催。障がい者も含めて幼児から高齢者まで地域住民が100人ほど集まり、競い合い、励ましあうなかで、つながりあう体験ができました。

今後は、地域福祉フォーラムで培ったノウハウを活かし、お互いに支えあう地域をつくるための取り組みを目指しています。
千葉県社協「福祉ちば №178」 2018年7月

20180913旭市
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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