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静岡県・浜松市共同募金委員会(事務局/浜松市社会福祉協議会)

静岡県・浜松市社協
【自治会との協働により地域に根付く歳 末たすけあい運動】


浜松市の平成28年度の歳末たすけあい募金は、目標額約5135万円のところ実績額が約5743万円で、静岡県内で最も募金総額が大きく、その多くが戸別募金によるものです。戸別募金を中心にこれだけ多くの募金を集めることができているのは、自治会連合会を通じて自治会の協力を得ている浜松市共同募金委員会(事務局/浜松市社会福祉協議会)の特徴的なやり方によるものです。

浜松市の自治会の加入率は95.5%(平成29年4月1日調べ)と高く、共同募金運動においては、古くから自治会との連携が図られてきたことがポイントになります。たとえば、浜松市共同募金委員会の会長は、自治会連合会の会長が就くことになっており、また、共同募金委員会の委員には必ず自治会連合会の教育福祉部会と呼ばれる専門部会の委員が入ることになっているなど、古くから密接な関係による体制づくりが行われてきました。
 
毎年8月になると、自治会連合会の教育福祉部会に共同募金委員会の事務局が出席し、共同募金の一般募金、歳末たすけあい募金、社協会費を別々の議案として取り上げてもらい、主旨説明を行います。その後開催される自治会連合会の理事会にも出席し、同様に説明を行うことで正式な協力依頼を取り付けます。このように各募金の意味や違いをしっかり説明し、承認を得る作業を毎年取り組んできた結果、自治会にとって歳末たすけあい運動への協力は身近な活動となっています。
 
また、歳末たすけあい募金は、専用の募金袋があり、一般の共同募金とは明確に区別して住民に募金に協力いただく方法をとっているところにも特徴があります。これには、募金する側もされる側も、支援を必要とする人たちが地域で安心して暮らし、新たな年を迎えられるようみんなで協力するという歳末たすけあい運動ならではの主旨を正しく理解してもらうねらいがあり、実際にその意識付けが功を奏しています。

自治会とともに欠かすことのできないのが民生委員・児童委員の存在です。民生委員は、「生活困窮世帯への援護金贈呈事業」や「歳末新入学祝い金贈呈事業」の申請相談、援護金の配付、対象となる困窮世帯のニーズの把握を担ってもらっています。また、限られた事務局職員で個々の住民に事業説明を行うことは困難ですが、住民との接点をもっている民生委員から、本当に必要な人たちに情報を伝えてもらえていることも大きな意味を持ちます。

浜松市の歳末たすけあい運動は、浜松市のほとんどの住民が会員となっている自治会を中心に、地区社協、民生委員児童委員協議会を含めた組織的な働きかけによる強固な基盤づくりが特徴になっています。今後は、比較的高齢者に特化している住民同士の支え合いを全世帯、全対象に広げて取り組んでいくことを意識し、さらなる運動の強化を図っていくこととしています。
全社協『NORMA社協情報』 2017年10・11月

21091203浜松市
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なかなか一言で表せない社会福祉協議会(社協)。地域福祉活動の推進、生活困窮者支援、成年後見・日常生活自立支援事業、介護保険・障害サービス事業、ボランティア・市民活動の支援、福祉教育・ボランティア学習、共同募金・・・、さまざまな事業・活動を展開しています。少しずつ、その活動を探検してみましょう。

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