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黒部市社協 お年寄り見守りにICT 2019年10月から機器実験

富山県黒部市社協
【お年寄り見守りにICT 2019年10月から機器実験】


黒部市社会福祉協議会は地域での包括的な見守り体制「くろべネット」に情報通信技術(ICT)機器を活用する実証実験を2019年10月から始めます。パソコン、スマートフォンが苦手なお年寄りでも、簡単操作のICT機器を使い、お年寄りが困り事相談やSOS発信を容易にできるようにします。実験は国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、機器開発の日新システムズと共同で12月末まで実施します。荻生、下立両地区の20世帯ずつに機器を置き、地域サービス創出、地域見守りの在り方を実証します。

機器はカードをかざし、一つしかないボタンを押すだけでカードに登録された相手に電子メールが届く仕組み。メールが届くと担当者がお年寄りに電話し、相談を受け付けます。お年寄りが困り事があった場合に使う「総合相談」「移動案内」「お助け隊」「買い物」「家族」「地区社協」のカードと、お年寄り本人が健在を示す「元気だよ」カードを用意します。カードはそれぞれ、発信先を決めることができますが、当面、黒部市社協が一括して窓口になります。

この他、機器には朝、夜の注意事項、熱中症予防メッセージや当日イベント案内などをお年寄りに音声で知らせる機能もあります。黒部市社協は機器設置時と11月中旬、機器回収時、対象世帯に使い勝手や改善点などを聴くことにしています。黒部市社協の地域福祉課主幹(社会福祉士)は「社会との接点が減り、孤立化するお年寄りが、簡単に気兼ねなく、地域の助けを借りて生活できるようなシステム構築を目指したい」と狙いを語りました。

くろべネットは、加盟するお年寄り一人一人の生活をチームで助ける仕組み。現在、511人のお年寄りが823人の支援者、123の会社・団体から支援を受けています。
中日新聞 2019年9月21日

参照)黒部市社協 LINEで無料の福祉相談 市民からの質問に自動回答 「くろべふくし知恵袋」試験運用開始 2019/06/27

20190922黒部市
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